GYホビー

後期高齢者も過ぎた僕GYの人生でとくに記憶に残った思い出を綴ったものであります

2026年8月17日 台湾海峡紛争時に原爆投下計画?

 昨今、台湾有事は日本の有事との発言ですっかり台湾のことをよく知りたいと思っていたが、NHKで米ハルペイン文書のことを放映していた。1958年中国と台湾が台湾海峡を挟んで起こった金門島事件のことである。

第2次世界大戦後、中国共産党と国民党が戦い、国民党が台湾に逃れてきたことから絶えず緊張がはしっていた。中国共産党には当時のソ連が、台湾国民政府にはアメリカが後についていた。台湾の最西部に位置する金門島は中国福建省と目と鼻の先にあり、ここで両者が44日間にわたる砲撃戦を展開したのである。

 先の朝鮮戦争ではやく戦争を終わせたいアメリカは、小型原爆を多数投下することを計画した。これに対しソ連は報復とばかりにアメリカ軍が駐留する台湾と沖縄に原爆を投下すると通告してきた。当初アメリカ軍のトワイニングは広島に原爆投下を指揮したが、長崎には投下は必要で無いと考えていた。しかし、ここにきて中国福建省、浙江省に原爆を投下すべきと主張するようになった。最終決断はアイゼンハワー大統領の決断を仰ぐことになった。アイゼンハワー大統領は投下の方向へ傾きかけたが、アメリカ世論はこれに大きく反発、大統領の判断が鈍った。ところが中国が一方的に砲撃をやめ44日間の戦いはあっけなく終了となった。

 もしも中国がそのまま戦争を続行していたら、世界は核戦争になっていたかもしれない。

真っ先に標的にされたのは台湾と日本ということになる。台湾有事は日本の有事であることを改めてお思い知らされたドキュメンタリーであった。

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