今日、山で歌った童謡は「歌を忘れたカナリヤ」でした。
この作詞は西条八十ですが、その詞は残酷なもの。
歌を忘れたカナリヤは
一番 後ろの山に捨てましょうか
二番 柳の鞭でぶちましょうか
三番 裏の藪に埋めましょうか
最後は唄を思い出させるために月夜の海に象牙の舟、銀の櫂に乗せることになるのですが何とも始めの発想が恐ろしい。
西条八十の胸中をあらわしたものらしいですが・・・。
それ以外にも「山寺の和尚さん」は鞠をつきたいのに鞠がないので、猫をかん袋に押し
込んでポンと蹴るのですが、痛さで猫がにゃんと鳴くのは当然で動物愛護から問題になるのでは?
まだ「待ちぼうけ」はウサギがころりころげた木の根っこは自殺的行為と言えるのでは?
ウサギは前足は小さいが後ろ足は大きく頑丈ゆえ、坂道を上るのに適しているが、くだりは安定が悪くころげそうになるのでしょう。
それ以外に「うしろの正面だーれ」(だったと思う)も駕籠に入れられた罪人の後ろは誰だということで童謡もよく注意していないとたいへんな内容が隠されている。