GYホビー

後期高齢者も過ぎた僕の人生でとくに記憶に残った思い出を綴ったものであります

米大統領と村形女史

昨年末に元アメリカ大統領ジミーカーターが亡くなり先日菅元首相が日本の特使として
葬儀に参列しました。

カーター大統領と言えば普通の家庭で育ち母親にプレジデントになると言ったら、母親は会社のプレジデント(社長)と思ったとの話がありました。

僕の父親は同窓生だった中小企業の社長らと3人がハワイへ行った時のことでした。

ちょうどカーター大統領がハワイを訪問(日系企業に挨拶?)しており、この3人が大統領と挨拶をしたと帰国後うれしそうに話してくれたことでした。

アメリカ大統領といえばバラク・オバマ大統領の就任式に京大からの特派員として村形
明子元京大名誉教授が出席しました。

村形さんは1941年札幌で生まれ、 64年に東京大学教養学部教養学科を卒業後、米国へ留学しスミス・カレッジを経て、ジョージ・ワシントン大学で日本美術の収集家ウィリアム・スタージス・ビゲローの書簡研究により71年にPh.Dを取得した人だ。

彼女は家内が短歌をしていてその結社が京大の名誉教授である永田和宏氏が主宰していた関係から村形さんもこの結社に参加した次第。

日本美術の収集家と知られるアーネスト・F・フェノロサを研究して何冊も本まで書いていた。

どうも家内と村形さんとは随分気が合ったようで、何かに付け2人だけでなく時として
僕まで含めて一緒に行動することがしばしばあった。

家内も変人だと思っていたが村形さんも大いに変人(失礼)だった。